アニメ感想 けものフレンズ2

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第1話

なんだろう、これじゃない感が…。

前作はほのぼのとした中に終末世界っぽい要素が見え隠れしていたのが興味を引いたのだが、今回は普通に擬人化した動物が走り回っているだけに見える。

作画は前作だってあれだったが、今回はなんとなく丸くなった上で、CGで変にぬるぬる動く。前のがいいとは言わないが、今回はさらに気持ち悪さが…。

この辺のちぐはぐ感が監督変更によるものなのかどうかは不明だが、話題性のために見る以上のものは今のところモチベーションが沸かないな〜。

そして、かばんちゃん忘れられてる!?サーバルちゃん、それはあかん!いや、存在していたことは言及されているから、そのうちに思い出すのかもしれないけど。

第2話

パンダがパンダに見えない件…。

一番の突っ込みどころは、CM明けのBパート冒頭。Aパートのラストとつながってないんですが…。 Aパートのラストで見つけたのが遊具の部品だというのはわかるが、Bパート冒頭で経過説明なしに滑り台を組み立てている。何があったんだ。

絵に描かれた場所を巡るのは良いが、せっかく見つけた公園で何かを調べるわけでもなく、ただ遊んでいただけ。家探しはどうした。

第3話

イルカとアシカのショー。ご褒美をねだるのがかわいいが、動物の擬人化というよりただのかぶり物になっているのはどうにかならんのか。

ステージが海の中に沈んでいたのはなんでなんだろうね。隣にあった施設は普通に地上に残っていたのに。海が最近物騒だというのと関係がある?

最後に出てきたのは一体誰だろう。キュルルを探してる?


ケムリクサ共々、そろそろ切ろうかとも思っていたのだが、こちらはボケーッと見ている分には悪くないので、もうちょっと継続することにする。

第4話

毎度のことながら、前回のあらすじがやたらと長い。そもそも、あらすじ必要か…?そしてオープニングに1期のキャラが登場しておきながら、今のところサーバルちゃん以外登場していない。


アリツカゲラは半ば強制的に使えもしない物件を案内してくるなど、第1話で登場したカルガモを彷彿とさせるところが。 第1期でもトキがやたらと強烈な個性を放っていたし、この作品の鳥類はこんなんばっかりか。

センザンコウとアルマジロがようやく追いついてきたが、カラカルにすごまれて引き下がっちゃいましたとさ。キュルルの身元がわかるかもだったのに〜。

第5話

ワニ対ヒョウ。現実でも希にヒョウがワニを襲うことがあるそうな。

ゴリラが強そうに見えて実は繊細というのは結構リアルか。

「ヒトに会ったことがある」というゴリラの言がどういうことなのかと思っていたが、様子のおかしなフレンズに襲われたときにそいつの気をそらせてくれたのが、どこかで見たことのある紙飛行機。 そしてその直後に現れたのが、なんと、かばんちゃん!?ここにきて再登場ですか!!

第6話

かばんちゃんはパークを維持するため、博士達と研究をしている様子。1期のラストでゴコクエリアを目指していたはずだが、戻ってきたのだろうか。

セルリアンの元なる物質が提示され、サンドスターと同じく火山から発生するらしい。また、サンドスターが動物に作用したものがフレンズというの第1期で示されていたが、場合によっては「ビースト」という凶暴化したものになるとのこと。

現在暴れ回っている強いセルリアンは、海底火山由来であることも判明。以前のイルカ達との会話で、海の様子がおかしいと言っていたのは、これの伏線だったわけだ。

サーバルはかばんちゃんのことを忘れているようだが、一度セルリアンに食われたからっぽい。かばんちゃんは、サーバルが記憶を失っていることに驚いた様子はなく、むしろ少しでも覚えていてくれていることを嬉しく思っていたようだが、記憶を失っていることは知っていたのか。

キュルルちゃんは結局かばんちゃんと別れて自分の家を探す旅を続けることに。しかし、「ヒト」という存在がどうなったのかはかばんちゃんからも聞けなかったし、どうなることやら。

第7話

チーターとプロングホーン&G・ロードランナーのかけっこ。Gって何だと思ったら、グレーター(大)の略で、ロードランナーと合わせ、和名のオオミチバシリ(大道走り)になるらしい。それにしても、今期はマイナーな動物が多いな…。

長距離走をやったら、そりゃチーターは不利だわな。その分、リレーで人数の多いチームに入れて走る距離を少なくするというアイデアはなかなか良かった。

ラストには乗り物が見つかって、次のエリアへ自動走行で案内してくれる様子。第1期に出てきたバスとは違い、荷物を運ぶための車両っぽいけど。

次回予告でトキが出てきたのには笑った。相変わらずの音痴…素晴らしい歌声!

第8話

PPPペパプ久々の登場。オープニングでは毎回歌ってるけど。

ヒトのことについて、マーゲイに聞くようにとのアドバイスだったが、行ってみれば「ライブに来たフレンズに聞いてみる」だし、そもそもそれが果たされる前にキュルルちゃんが攫われるし。 連れていかれた先に待っていたのは何者?

ライブの練習シーンで口が一切動いていなかったのは酷くないだろうか。いくら低予算アニメとは言え、あれは純粋にミスだろ…。

第9話

以前からアルマジロ達にキュルルちゃんを探させていた者の正体が判明。

なるほど、犬(ハスキー)ならヒトを探すわけだ。いなくなったヒトを待ち続け、おうちを守り続けていたとのこと。 それだけに、最後にお別れする様子が悲しすぎる(T-T) 連れていってあげればいいじゃん…。

ところで、アルマジロ達はカバンちゃんのことを知っていたようだが、カバンちゃんはダメだとのこと。 ひょっとしてカバンちゃんはヒトのフレンズだけど、キュルルちゃんはヒトそのものなのか?

第10話

夜の森でスケッチブックを探すキュルルちゃんの前に現れた黒い影の正体は…。

てっきりコウモリのような夜行性の動物だと思っていたのだが、カタカケフウチョウとカンザシフウチョウという鳥。 聞いたことがないな〜と思っていたが、真っ黒の羽を広げてダンスを踊るやつで、自然ドキュメンタリー番組でよく見るやつだった。

彼らはキュルルちゃんのことをヒトだと見抜いていたようだが、詳しく話を聞く前にどこかへ行ってしまった。何なの?


キュルルちゃん達はリョコウバトの案内でホテルへ。こいつは名前の通り旅行好きのようだが、案内をするのも好きなようで、キャビンアテンダントかツアーコンダクターっぽい。

ホテルにて、あちこち旅をしているリョコウバトであればヒトの住んでいるところも知っているだろうという期待で尋ねたキュルルちゃんだったが、答えは無情にも「見たことがない」とのこと。 やはり、少なくともパーク内にヒトは存在しないのか…。


カバンちゃんやハカセ達はセルリアンに関する実験をしており、キュルルちゃんの描いた絵を取り込んだセルリアンが、取り込んだ物に込められた人の想いの強さに応じてパワーアップすることを突き止めた。 そのあたりに、セルリアンがそもそもなんなのかというヒントがあるのか?

第11話

キュルルちゃんの描いた全員集合の絵を元にセルリアンがフレンズの姿に!しかも見た目だけでなく、能力までコピーしているから、かなり強いとのこと。大変だ!

しかし、作画の都合で全く強そうに見えないのがな〜。1期もそうだったけど、さすがの低予算アニメ…。

描かれた絵の中には、異常行動するフレンズのようなビーストもいたということで、元々異常なやつをセルリアンがコピーしたらどうなるのやら。

第12話(最終話)

ただでさえ強力なビーストのセルリアンが!…が、ギリギリ形を作りきる前に倒したので、事なきを得た。

その一方で、カバンちゃんが用意した舟で脱出中だったキュルルちゃんのところに、本物のビーストが! そしてこいつをみんなが戦っているところに誘導して、セルリアンをやっつけてもらうと。ビースト、よく現場まで大人しくしてたな。

それにしても、相変わらずバトルに緊張感のないことよ。「こいつら強い!」とか言ってるけど、敵味方共にちっとも強く見えない。 見た感じ50センチもなさそうな割れ目を飛び越えるのも大事のように言っていたあたり、ひょっとしてフレンズって、ものすごく身体能力が低いんじゃ…?

ラストは「みんなの居る場所が僕のおうち」という、俺たちの戦いはこれからだエンド。まぁ、こんなものか。


さて、ある意味話題の本作であり、因縁の相手であるケムリクサには早々に見切りをつけていたのだが、どっちが良かったと言えば、本作の方がマシだけどどっちもどっちというのが正直な感想。 可能性は低いと思うけど、第3期をやったとしても、おそらく観ないであろう。

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