アニメ感想 同居人はひざ、時々、頭のうえ。

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第1話

コミュ障で空想大好きな小説家と、拾われた猫の話。

主人公はなかなか個性的というか、若干…いや、かなり引いてしまうレベルの人間不信。 人気作家だが、前の担当が胃を悪くして移動になるほど当たりもキツいらしい。猫との同居生活で、そのうちに丸くなるのだろうか。

面白いのは、Bパートが猫目線で同じシーンを繰り返したものになっていたこと。この時には猫の台詞もちゃんとあり、猫の心人知らずという感じがよくわかる。

基本的に無害でほのぼのとした雰囲気だし、今期の癒やし枠かな。

第2話

パソコンの上に乗ったり狭いところに入り込んだり、猫あるあるだよね〜。

ペットショップのお姉さんは今後も出てきそう。というか、PVを改めて確認したら名前付きで紹介されてたし。

猫の名前はハルに決定!そう呼んでみたときに反応したからだが、その真実は…。

やはりハルの目線で描かれるBパートが面白い。「そういうことだったのかい!」となる。

気になるのが、作画の甘さ。荒さがかなり目に付く。パソコンのキーボードに何も書かれてないとかどうなのよ…。

第3話

猫ってやっぱり何か見えてるのか…。

担当さんの猫好きがなかなかのもの。ってか、毎日来てたら作家の執筆に邪魔だろ(笑)。

母親が作っていたアルバムを見て、どれだけ自分のことを大切に思ってくれていたのかを知った主人公だったが、気付いたときにはもう…。

それを慰めてくれるハルちゃんがいい子。今回は猫独自の理論ではなく、本当に慰めてくれていたよう。これなら両親も安心かな?

第4話

担当編集に脅され(?)、ハルちゃんの首輪を買いに行くことに。そこでペットショップのお姉さんと再会し、いろいろとアドバイスももらえた。 猫の話題に関してなら知らない人ともなんとか話せるようになっているみたいだし、良い方向に向かっているな。

健康診断で隣の家の犬のタロウ(cv 杉田智和)とハルちゃんがしゃべっているときの会話で、主人公の世話を面倒を見ているつもりになっているが笑えた。まぁハルちゃん目線ならそうなるのか〜。

首輪は嫌がらなかったけど、逆に鈴を気に入りすぎてうるさくなり、鈴だけ外されちゃうことに。ハルちゃん的には鈴は綺麗の象徴だったからショーック!でも、エンディングの絵を見ていると鈴は外されたままっぽいな〜。

第5話

狼さん…じゃなくて押守おうかみさんに猫の飼い方をいろいろ教えてもらうことに。 ペットショップ店員というだけでなく、実際に猫を飼っているということで、いろいろ役に立つことを教えてもらえて何より。

この押守さん、ちょっと抜けているところはあるけど、優しくて包容力がある感じだし、主人公と今後良い関係に…という作品ではないか?

押守さんの家ではハルちゃんとよく似た猫を飼っているようだったが、なんと実の弟!姉弟なのに体格差があるような気はするけど、元々野良だし、あのくらいの子どもに近いやつなら個体差も大きいか。

今まで「ハル」=「ご飯の合図」と思い込んでいたハルちゃんだったが、弟のはち君から「名前」の意味を聞き、「ハル」が自分を呼ぶときの言葉であることをようやく認識。 主人公もハルちゃんの名前について改めて意識するようになり、もっと仲良くなっていくのかな。

第6話

前回のラストに登場したのは押守さんの弟だったか。え、高二?でけえな。

2人は主人公の小説のファンだったらしいが、それを知ってビビっちゃい、自分が作者だと言い出しもせずに逃げ出しちゃう主人公。これだからコミュ障は〜。

ハルちゃんの回想シーンでは、なかなか大変な野良生活だった様子。それでも、いい人(猫)に助けられ、運命の人にも出会えて何より。

第7話

賑やかな友人の弟妹が登場。こちらも賑やかで、主人公もハルちゃんもたじたじ。でも、ハルちゃん爪を立てなくてえらい。

一番上の妹は主人公のことをちょっと気にしている?押守さんといい、コミュ障のくせに微モテな主人公だな〜。

疲れはしたけど、こういうのも全く悪いことではないと思い直し、最初は断っていたサイン会もやる気が出た?押守さんとか来そうだな〜。

第8話

サイン会は来週か。


今回は主人公の過去エピソードがメイン。幼い頃から本が好きで、自分でお話も作っていたらしい。そして高校(?)の時に応募した作品が賞を取り、その作品でデビューと。

そんな過去の夢を見ていたのはいいが、転た寝が過ぎて風邪を引いてしまったり。賑やかな友人や担当編集が世話をしてくれたが、ハルちゃんも一緒にいてくれる。面倒見のいいお姉ちゃんだな〜。

第9話

Aパートからハルちゃんの声が入る初めての展開。主人公が出かけてなかなか帰ってこず、モヤモヤする様子。それが「寂しい」なんだよ〜。

Bパートではサイン会の様子。やはりガチガチに緊張していたが、応援してくれる人がいると気付き、なんとか乗り切る。

押守さんはやっぱり来たね。お互い想像通りの反応だったけど、最後に「ありがとう」が言えたのは大きな進歩。

第10話

ハルちゃんのご飯を作る話。

以前に来た、ハルちゃんの名前の由来となった春ちゃんがやってきて、ハルちゃんのご飯を作ることに。 それを見て主人公も頑張って同じご飯を作ってあげることになり、生まれて初めてのスーパーでの買い物! ハルちゃんのためなら苦手なことでもするようになったあたり、かなり成長してるな〜。

ハルちゃんの方は、相変わらずのお姉さんっぷり。 (ハルちゃん的に)面倒を見てあげなくちゃいけない主人公を差し置いて自分でご飯を全部食べてしまったことに後悔し、次は主人公がちゃんと食べているのを確認するまで自分のご飯には手を付けなかったり。

第11話

押守さんの弟君が、以前に失礼なことをしたからと謝りに来たり。でも、主人公はそんなこと気にしてないし、むしろファンの生の声を聞けて良かったんじゃないかな。

ハルちゃんは弟君に割と最初から懐いているのに、担当編集さんはいつまでも懐いてもらえなくて涙しているのが笑えたw


一方で主人公は、新シリーズのネタが思いつかないからと、担当編集さんに勧められて小旅行へ。あの引き籠もりがね〜。

行き先は、両親が最期に旅行で行くはずだった徳島で、宿泊先は両親が泊まるはずだった宿。そこで両親がどんな想いを感じて自分を誘ってくれていたのかに思いを馳せるも、もはやそれを確かめるすべはなく…。


両親の想いを感じながら、母親の代わりに庭に植えるお土産の苗ももらい、ハルちゃんの待つ我が家へ…と、ここで台風により飛行機が欠航!ハルちゃんはどうなるの!?

第12話(最終話)

嵐の中を必死になって家へ急ぐ主人公。その原動力がハルちゃんのためというのがいいね。

しかしハルちゃんは、なかなか帰ってこない主人公のことが心配になり、様子を見に来た主人公の友人の隙を突いて外に出てしまう!気持ちはわかるけど、頼むから家に帰って〜!

ハルちゃんの脱走を知った主人公は、友人、担当編集さん、押守さんとその弟の協力を得て捜索し、無事にハルちゃんを見つけられた!感動するね〜。


さて、これでこの話は終了。

非常に平和なストーリーで、ハルちゃんもかわいいし、とにかく和んだ。同じシーンが主人公視点とハルちゃん視点で語られるというのも、面白い。 それと、最初は社会性に難があり頼りなかった主人公が、ハルちゃんを通じて人との触れ合いを増やし、成長していく様子も良かった。

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