アニメ感想 この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
一般人が主人公のパラレルワールドものという感じか。オリジナルは20年以上前のアダルトPCゲームらしく、エロアニメ化もしたことがあるとのこと。
死んだはずの父親が研究していた何かを巡り、トラブルに巻き込まれ。それがどうやら時空を越えるための古代遺物だとかなんとか。
父親の研究を奪おうとしたやつに襲われたが、この古代遺物が発動し、なぜか逃れることができる。そして翌日にそいつに会うと、何事もなかったかのように…。
起床時に時計が強調されていたので時間移動かとも思ったが、物語の設定的に異世界へ移動したということだろうか。この世界では、襲ってきたやつは悪いやつではないとか。
ストーリーはまだ面白いかどうかわからないが、とりあえずキャラが大量に登場し、把握が大変。キャラ付けはされているから、誰が誰かわからないということはないが、この人数は2話くらいかけて紹介して欲しかったところ。
主人公のキャラは、この手の作品としては珍しいちゃらんぽらんタイプ。これはこれで面白いか。
父親が残したのは、一見タイムマシンに見えるけど、時間軸が元に戻った異世界を作り出すというシステムらしい。
だったら結果としてタイムマシンだろうと思うけど、父親の友人とやらは前回銃を突きつけてきたことにつながるような言動が見られず、今回もラストで巻き戻し(?)前には現れなかったやつが登場と、完全に同じ世界ではないらしい。
現在の時間軸が、最初に巻き戻ったときと比べてどこにあるのかがよくわかってなかったり。不思議少女が墓参り(?)しているところに出くわし、「ここは危ない」という警告は前にもあったから、そこは同じ時間軸なのだろうか。
とにかく設定が地味に小難しく、ぼーっと見ているだけではついて行きにくい。継続視聴はするつもりだけど、ISLANDみたいによくわからないラストにならないことを祈る。
義母親のピンチをなかなか救えなかったところに登場したのが、胡散臭い義母親の部下。しかし、どう見てもこの誘拐自体がこいつの仕込んだマッチポンプ。
さらに、事業の反対運動の取材にテレビ局が来ており、取材中に責任者である義母親が反対派の住民に卵を投げつけられる…が、これもテレビ局の仕込みっぽい。
いずれにせよ、見ていてあまり気分は良くないな。
主人公が義母親を異性として気にしており、義母親も変に甘えた様子を見せるというのも…。このあたりは元がアダルトゲームだからなのか。
どうもあまり継続して観ようという要素がない。話も大して動かないし。前回、継続視聴すると書いたが、今期はこれと同じ曜日に本数が重なって観るのが大変だし、ここらで切ることにする。