アニメ感想 世話やきキツネの仙狐さん

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第1話

原作未読。

疲れたサラリーマンを幼女キツネの仙狐さんがたっぷり甘やかす、癒やし系アニメ。雰囲気は小林さんちのメイドラゴンと似ているかな。


主人公はブラック企業でデスマ敢行中で、あまりの荒みっぷりにどす黒いオーラを纏うほど。 どうやら、これは本人が死にそうとかいうだけでは済まず、周囲にも悪影響を与えるとのことで、神様がなんとかしようと相談中。 その結果、仙狐さんが立候補し、主人公を癒やしてあげるという流れに。

その仙狐さん、癒やしパワーがハンパない!あれだけの黒いオーラを纏っていた主人公が、見る間にツヤツヤに! 美味しいご飯もそうだろうけど、何よりあのモフモフ尻尾が最強!仙狐さんは「おぬしは変わっておる」とか言っていたけど、現実に見たら絶対に「触らせて!」ってなるよ。

料理については、実はメシマズというパターンもあり得るかと思ったが、ちゃんと美味しいらしいので良かった。でもあの煮物、まさか自分の尻尾を切って入れてたりしないよね?(笑)

幼女に甘えるというのは、字面からすると危ない感じだが、実際にアニメを見ているとそうでもない。仙狐さんの包容力のなせる業だろうか。


実に平和な感じで、観ていると癒やされる。継続視聴決定。

第2話

おうちでは仙狐さんに癒やされて黒オーラが収まるが、仕事に出たら再び…。元を絶たなくてはキリがないな。


仙狐さんの耳に指を突っ込んじゃったときの仙狐さんの表情が笑えた。実際、キツネの耳ってどういう構造なんだろう。そして人間と同じ形の耳はあるのだろうか。


主人公と仙狐さんは過去にあったことがあるようであり、仙狐さんは明らかに主人公のことを知っているのだが、主人公から「前に会ったことがありましたっけ」と訊くと、覚えていないと。どういうことなんだろう。

主人公の夢の中の描写は何だろう。主人公のご先祖様か、前世の記憶かな。

第3話

隣人登場とお出かけデートの回。


隣人はこちらの部屋がうるさいと怒鳴り込んできたが、仙狐さんの作った肉じゃがであっさり陥落。ついでに、ロリアニメ好きということも判明。

しかし、あの様子では幼女を襲っていると思われても仕方ない…というか、どう見ても襲っている。


お買い物デートは非常にほのぼの。一緒に買い物に行くのが幸せだと感じられるって、素晴らしいね。


どうでもいいけど、作中のアニメに出てきた狸の声が千葉繁だったのには吹いた。なんて無駄遣い!

第4話

いつもにも増して疲れて帰ってきた主人公。翌日の日曜も出勤だと言っていたが、しれっと土曜まで終電勤務していることが判明…。

スマホのアラームなんて無粋なもので目を覚まさなくても、仙狐さんが優しく起こしてくれるからと言うので、それに頼ることに。 一応、ちゃんと起こしてくれたけど、疲れてそうな主人公を見て、「まだ寝てていいんだよ」と誘惑。結局夕方まで寝てしまい、出勤できませんでしたとさ。

これ、仙狐さんの優しさだったんだろうけど、もしどうあっても出勤しなければいけない案件だったらヤバかったな…。


後半は、現代の機械に弱い仙狐さんが頑張って挑戦する話。

思ったより上手く使ってると思っていたのだが、エアコンのリモコンとテレビのリモコンを取り違えたところからパニック。 最終的には家中の家電が動き出し、ブレーカーが落ちちゃいましたとさ。でも、あの程度でブレーカーが落ちるって、容量小さいな…。


ラストには、仙狐さんの相方(?)のシロが動き出しそうな感じに。

しかし、「甘やかさせてくれるわ」と。…あれ、自分が甘やかすんじゃなくて?

第5話

白狐のシロさんが登場。「甘やかせてくれるわ」とか言っていたので、単に自分がチヤホヤされたいだけかと思いきや…。

うん、これは甘やかしたくなる!なでてあげてあんなに嬉しそうな顔をされたら、どんなやつでもイチコロ!

ただ、尻尾をモフられそうになって逃げちゃったのは残念。壁から出てくるところをお隣さんに見られちゃったけど、今後は可愛いものを愛でたいお隣さんのところに住み着いちゃったりするのか?


後半は、まさかのお風呂で洗いっこ!?

割とがっつり映っていたが、800歳だから合法!?

第6話

シロさんがいちいち可愛い。仙狐さんがお母さんなら、シロさんは娘(小学校低学年くらい)だな〜。

そのシロさん、神様の元から通っているっぽい。お隣さんのところに住むと思ったのだが。


メイド服の仙狐さんは眼福です。スカートからもふもふ尻尾がはみ出しているのがいい!

第7話

仙狐さんは子供サイズなので、腰を踏んでもらうとちょうどいい重さらしい。しかし、「踏んでもらって喜ぶ」とか、誤解を招く表現はやめて!(笑)

一方、仙狐さんにマッサージをしてあげると気持ちよさそうにしてくれたが、出てくる声が…おばあちゃん…。


後半は終電を逃した主人公をシロさんが送ってくれる話。

神使の力を使うのだから貢ぎ物をというシロさんで、撫でてあげればいいのかと思いきや、コンビニのホットドッグとアイス。即物的ですな〜。

主人公は先祖が仙狐さんと関わりがあったらしい。時々出てくる夢がそうなのだろうが、夢の中で仙狐さんは「主様」と呼んでいるし、どういう関係だったのやら。 巫女服を着ていたからその時点で既に神使だったのだろうが、先祖は神主さんとかかな?

第8話

水着回。あまり色っぽいメンツではないが(笑)。


お隣さんも巻き込み、4人で夏の海へ。しかし、夏休みが1日しかないとは…。

仙狐さんはいかにも子供っぽい感じだったが、シロさんはちょっと大人っぽい?


バーベキューの材料を提供してくれたのは、仙狐さん達の上司(?)だよね。 楽しそうだから混ざりに来た…とかではなく、主人公の状態がどんなものかを監視しに来たという感じか。今後、何か接触してくるのかね?

第9話

前半は仙狐さんがグラタンを作る話。

オーブンを知らなかった仙狐さんだが、なるほど、昔の道具で言えば窯か。考えてみれば便利な世の中だな〜。

お隣さんは明らかな超常現象(狐火)を見せられているのに、コンロの火の前で中二病を発症させていると勘違い。いいのかそれで。


後半は仙狐さんに髪の毛を切ってもらう話。

今風のカットにしてもらい、シャンプーまでしてもらえるという至れり尽くせりだが、実はこういうカットは初めての挑戦だったことが判明。怖えよw でも、切りすぎても神通力で治せるのは便利だな〜。

第10話

雪の中で遊んで楽しそう。

仙狐さんがジャンプして雪に突っ込んだのは、キツネが雪の下のネズミとかを狩るときのやり方だね。仙狐さんはキタキツネ?


後半は仙狐さんとシロの上司らしい夜空そらさんが登場。いや、登場自体はこの前のビーチでしてたけど。

基本的にからかいに来たようだが、このままだと良くないことが起こるかもという警告も。結局のところ対症療法になって元が絶てない黒モヤが爆発したりするのだろうか。

あのナイスバディを前に尻尾を優先する主人公はさすがのモフモフフェチだった(笑)。

第11話

毎日仙狐さんがお世話をしているのに、一向に黒いモヤが晴れない主人公。挙げ句の果てに、家にいるときにまで…。


主人公が幼少期に迷子になった際に助けてくれたのは、やっぱり仙狐さんだった。

実家で仙狐さんと昔会っていたこと、先祖の頃から見守ってもらっていたことに気付いた主人公だが、家の方では仙狐さんが出奔…?どういうこと!?

第12話(最終話)

仙狐さんは主人公が実家に帰っている間に自分も天界に戻って必要なものを取ってくるだけのつもりだったようだが、主人公が仕事で呼び出されて早く戻ってきてしまったために混乱したということだった。 これ、主人公によく仕事を頼んでくる使えなさそうな同僚が全ての原因じゃ…?


結果的に仙狐さんは戻ってきたが、天界では夜空さんから「もうやめた方がいいんじゃないか」と引き留められており、本当に戻ってこなかった可能性もあった?

やはり仙狐さんは主人公のご先祖様に助けてもらったことがあり、その恩返しだったということ。

ただ、ご先祖様からして主人公と同じ黒いモヤに取り憑かれており、それで若くして亡くなっている様子。 そして成長した現在の仙狐さんが1年かけてもこのモヤを消せないというのは、仙狐さんにはどうにもならないということでもあり、いつか辛い別れをする可能性も…。

それでもお世話をしたいからと戻ってきてくれた仙狐さん。良かった!


劇中劇の「ヨーコちゃん」も最終回だったが、演出やセリフがサリーちゃんでアムロでアトム(笑)。

この無駄に豪華な声優の劇中劇もなにげに面白かった。


さて、社畜御用達モフモフ癒やしアニメが終了。

キャラクターもだが、本編終了後のスーパー仙狐さんタイムなど、視聴者を癒やすために制作されており、なかなか良かった。

今後、難民が発生しそうだな。

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