アニメ感想 京都寺町三条のホームズ

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第1話

原作未読。京都が舞台で、探偵や警察が主人公でない推理ものという感じが面白そうだったので。

雰囲気的に、視聴前は氷菓のように、日常の中の謎を解決していくみたいなものをイメージしていたのだが、探偵役がイケメンであり、大きな悪役との対決もありそうで、どちらかというと春アニメでやっていたニル・アドミラリの天秤に似ているか? あと、キャラクターの絵が少女マンガっぽい。

舞台が骨董屋なので、骨董品に関するうんちくが聞けるのは面白い。もっとも、今後もそういうのが出てくるかはわからないが。

やや気になるのが、不自然な京都弁。と言うより、京都弁をしゃべっていること自体の不自然さ。確かに舞台は京都なのだが、若い学生があれだけはっきりと京都弁とわかる京都弁を使うことなんてないぞ。

とりあえず悪くはなさそうなので、しばらく継続。

第2話

葵という名前で下鴨神社周辺に住んでいるということを連想したと言っていたが、そもそも葵は半年前に京都へ引っ越してきたんじゃ…?

脅迫状の差出人が妹だというのはすぐに想像がついたが、姉の方も絡んでいたとは。妹の動機は理解できるが、姉はちょっとねぇ…。妹の叱責に完全に同意である。

斎王代に選ばれたら金がかかるのは知っていたが、そんなにかかるとは…。祇園祭のお稚児さんも負けず劣らずかかるみたいだけど。

第3話

第3話にして作画の粗が目立つ。口パクや歩き方が不自然だし、コップの描画なんかも雑。大丈夫か…?

ストーリーの方もよくわからない回だった。息子達に残したメッセージの謎を解くのはいいが、そもそもなんでそんな謎かけが必要だったんだ。 おまけに、殆どこじつけといってもいいレベルの難解さで、現に息子達には伝わっていない。このこじつけ推理は名探偵コナンのレベルだな…。

府立大に通っており、将来は京大の院へというのはそれほどおかしなことではないが、京大というブランド欲しさに院で大学を変えるのは感心しないね。 他大学の院を目指すというのは、その大学でどうしてもやりたいことがあるからというのが基本。そもそも、院で東大や京大へ行っても、それ自体はそれほど大したブランドにはならない。 最初にホームズも言っていたが、院から京大へというのは学部から京大へ行くのに比べてはるかに簡単で、府立大の学部に合格する頭があればそれほど難しいことじゃないし。

第4話

ないわ〜。今回の話はないわ〜。

遠距離で他の人を好きになるのは仕方ないとしても、後ろめたさを誤魔化すために友人で取り囲んで真相を告白って…。 これ、葵からしたら文句を言いたくても言えない状況じゃん。そんな状況で「許してもらった」「仲直りできた」などと、こいつら友人でもなんでもねえぞ…。

あと、「宵々山」という表現をやめろ…。祇園祭の山鉾巡行の前日を宵山というが、その前日を宵々山などとは言わない。単に山鉾巡行の2日前か、宵山の前日だ。 府外の人がそういう表現を使うことはよくあるが、「京男」なんて設定のやつが言うんじゃねえよ…。

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