アニメ感想 となりの吸血鬼さん

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第1話

原作未読。当初視聴予定には入ってなかったが、身内が録画していたのでついでに。

人形大好き少女が、人形みたいにかわいい吸血鬼少女と同棲する話。そういうといかがわしく聞こえるが、そんなことは…(たぶん)ない(はず)。

吸血鬼というのは一応恐怖の対象というのが一般的な認識らしいが、存在そのものは普通に認められている? 主人公の灯は物怖じしないというか、ソフィーのかわいさが最優先されてそんなことどうでもよくなっているというかだが、その両親も娘が家を出てそんな胡散臭いやつと同居することを止めないというかむしろ賛成するというのはどうなんだ(笑)。

灯がソフィーのことを気に入ってぐいぐいアプローチし、ソフィーはそれをちょっとウザがりつつも悪くないみたいな関係は、ごちうさを思い出すな。

思ったより面白そうなので、このまま継続視聴で。ほのぼのギャグ系アニメは当初うちのメイドがウザすぎる!に期待していたのだが、あっちがイマイチなので、こっちに乗り換えるか。

第2話

灯の友人のひなたが登場。灯にひなた(日向)って、吸血鬼のソフィーには天敵じゃない?

ひなたは灯の幼なじみで、灯のことが大好きな感じ。それをソフィーに取られちゃってちょっと不満っぽかったけど、ソフィーと交流して仲良くなれたのでOK。

外出エピソードでは、ソフィーの吸血鬼らしいところがいっぱい。日光がダメ、鏡に映らない、流れる水がダメ、ニンニクもダメ。四つ目の犬は…個人的なものか(笑)。 日光は日傘で遮れるレベルならなんとかなるんだな。

作家のサイン本コレクションはなかなか良いが、相当に古いものも多く、凄いお宝だ。

360年生きてきて友達がゼロというのは…悲しすぎる。そして灯もちょっと少ないんじゃ…。

第3話

ひなたの家にお呼ばれしたが、家に入れてもらえたことに感動するソフィーが悲しすぎる。吸血鬼だから、他人の家には招かれないとは入れないわけだが、つまりが招いてくれるような相手が今までいなかったということで…。

後半は灯が忘れたお弁当を届けに学校へ行くソフィーだが、吸血鬼とバレた時の周囲の反応がえらくあっさり。この作品の世界観では、やはり吸血鬼はある程度実在するものとして認知されているのか。

年齢を聞かれて340歳とさばを読むソフィーだったが、360歳から20歳さば読んでもねぇ…。

第4話

2人目の吸血鬼、エリーの登場。

見た目はソフィーの方が年上なのだが、実年齢はエリーの方が上とのこと。しかし、それでエリーは「私の方がお姉ちゃんなのに」と怒って、ソフィーは「私の方が若いのに」と怒る。えぇ…。

灯のことを召使いか非常食と勘違いしていたエリーだったが、やはりそれが普通の判断か。この作品の世界観では吸血鬼がそれほどには嫌われてないのかとも思ったが、吸血鬼と友達になりたいなどという灯の方がずれてたのね。

ラストでエリーがお土産にと持ってきたのがクリスタルスカルだったのには笑った。さすが(?)長生きしているだけある。

第5話

エリーの常識のなさが結構重症。まぁ、100年寝てたのなら仕方ない…のか?金銭感覚のなさはそれでは済まされないレベルだが(笑)。

エリーとひなたが喧嘩してしまったが、どちらも気にしているところを言われたから、仕方のないところか。 子どもの姿のまま不老になっちゃうのは結構辛いな。ポーの一族でもそんな話があったな。

美容のための血をお肌に塗っているのは怖すぎる!前回も血の風呂に入っていたし、そんな悪女の話があったよな〜。

第6話

取材してたのは新キャラかと思いきや、第3話で学校に行ったときに会った灯のクラスメイトだった。覚えてねえわ。

吸血鬼と狼男が同列で語られていたが、やはり吸血鬼は実在しないものという考えが普通なのか?それとも、登場人物達の肝が据わっているだけなのか。

普段と違う服装はなかなかかわいかった。ただ、ソフィーのノースリーブは、本来の用途である夏の日差しの下では絶対に着られないな。

第7話

テコ入れサービス回。

吸血鬼を寝てる間に拉致って真夏の炎天下の海に連れてくる灯が鬼畜。一緒に楽しみたいのはわかるけど、相手がどういう生態なのか考えてあげて!

肝試しはこいつら自体がお化け役だろうと思っていたら、ソフィーは「墓場なんてお化けが出るじゃないか」と。いや、だからお前が…。

花火を見に行くのはなかなかいい最終回。全員分の浴衣を自分で作る灯のスキルがパネェっす。

吸血鬼が細かいものの数を数えたくなるというのは初めて聞いた。ググってみたら、一応Wikiに載ってたけど、ソースが曖昧だな〜。

第8話

夏休みの宿題って懐かしい。最終日ギリギリになって大量に残っているというのはお約束だけど、現実的に考えたら1か月以上あったのに何してたんだと。もっとも、自分は最終日どころか新学期に入ってからやってたりしていたので、あまり人のことは言えないが(^^ゞ

秋葉原って、確かに昔は電気街だったんだよな。今のようになったのはいつ頃、どんな理由によるものなのやら。

メイドカフェって行ったことないが、メイドに年齢を聞くのはありなのか。聞いたら永遠の17歳と答えるのはお約束なのだろうか。

前回の浴衣のみならず、メイド衣装まで手作りする灯がすげえ。

第9話

文化祭とか懐かしい。うちの高校では衛生面などの問題から生徒による模擬店は禁止されてたので、焼きそばとか売っているのは見たことないな。

ヴァンパイアハンター(志望)の人はまた出てきたりするのかね。こういうのを誤魔化すときは下手にこちらから無関係アピールをするとボロが出るので、大人しくして、聞かれたことだけ反応するのが正しいやり方。

Cパートは再度のテコ入れ。灯が良い尻してます。

ところで、なんか作画が怪しいところが。元々素晴らしいというわけでもないが、人物の等身やオブジェとの遠近感がおかしいところが気になった。

第10話

各地で百合模様。

ハロウィン、クリスマス、年越しと、一気にイベントを消化。

ハロウィンとか、ソフィーとエリーはコスプレする必要ないと思うのだが。エリーはエロすぎ。

クリスマスで灯が一番喜びそうなものと聞いて、「私をプレゼント」だと思ったのは自分だけだろうか。いや、ソフィーが自らそんなことするわけはないけど(笑)。

第11話

片付けを始めたらついつい捨てるべきものを見直したり、「いつか使うかも」とか思って結局捨てられなかったりというのは、よくあること。

風邪引いたときにソフィーとエリーが添い寝してくれるのは、冷却と癒やしを兼ねて最高。ひなたが羨ましそうにしていたのは笑ったけど。

最終話

お腹が減った吸血鬼にとっての人混みというのは、水族館で「あの魚美味しそう」とかいうのと似たような感覚なのだろうか。

ソフィーとエリーが灯の血を吸いたくないのは、友人の血を吸ってしまっては歯止めが利かなくなり関係性がおかしくなるからとのこと。決して灯の血が不味いからだけではなかった(笑)。

最後まで割とのほほんと見られた。凄く面白いというほどではなかったが、そこそこ笑いも癒やしもあり(笑い重視か)。

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