ゲーム制作会社を舞台にしたきらら系アニメの第2期。第1期もそこそこ良かったので期待。
PVでは青葉が先輩になると意気込んでいたので、てっきり新規で後輩キャラが登場するのかと思いきや、今年は新入社員ゼロという出オチ(笑)。
そりゃ、でかい会社ならともかく、中小企業で毎年というのはなかなかないわな。前の年も新入社員は青葉ひとりだし。
もっとも、オープニング(今回はエンディングだったが)や公式サイトを見ると、新キャラ自体は登場するようだが。
第1話は改めてのキャラ紹介と、それぞれの今年の目標的なものが描かれる。それぞれやりたいことがあるということで、誰がどんな活躍をするのか楽しみ。
キャラデザコンペで青葉とコウが勝負。一次審査で「前シリーズと変わってないから全部没」と言われたコウはキツいな。
絶対自分が通るとは思っていなくても、それなりに自信もあっただろうし、それが全否定ではね…。
一方で行き詰まった時に思いつきで描いた落書きが審査員の目にとまった青葉、何が幸いするかわからんね〜。
結局のところ、デザインのベースは青葉だが、甘い部分もあり自力で最後まで通すのは厳しいからと、コウとのダブルデザイナーというスタイルで落ち着いた。
これを引きずってギスギスしてもストーリー的に嫌だし、これでいいかもだけど、2人でやると意見がぶつかったりで、どこかで一悶着ありそう。
ひふみ、はじめも新しいことに挑戦しており、これらに刺激されたゆんもコンペに出場。今まで準備していなかった分、採用されるレベルには至らなかったようだが、目的が見つからないと言っていた現状を自ら打破しようというのはポジティブでいいね。
ところで、敵を吸収して能力を身につけるアクションゲームって、それ、まんまカービィじゃ…。青葉のデザインにより、吸収ではなく乗っ取りの方向にシフトしそうだけど。
キャラデザなのにらしいことができないと悩む青葉に対し、ひふみんが良い先輩している。心温まるな〜。
一方で、あはごんもねねっちのことを気に入っているようで、なんだかんだと気にかけている様子。
ねねっちはプログラミングを勉強していることを青葉には秘密にしているようだが、いつか実力をつけて、一緒にゲームを作りたいと思っているのかな。
ライブのチケットを取れなかったはじめちゃん、業務時間内にチケット取りするのは良くないけど、他の人が取ったものをもらうということはせず。そこはエラいと思う。
コウさんラブの嫉妬りんさんが面倒くさすぎる。あそこまでこじらせると、もはや病気だな。
ゲーム開発は、無事にプロトタイプでゴーサインが出て何より。葉月さんもデコピンされた甲斐があったね!(笑)
ひふみんキャラリーダーによるSな叱責、ごちそうさまです!
温泉回はサービスシーン…なのかもしれないが、いずれもせいぜい中学生くらいにしか見えないから、色気はあまりないな(笑)。
せっかくキャラデザを担当できたのに、対外的には実績のあるコウの名前を出していくということに。まぁ、個人の趣味ではなく営利目的の企業としてやっている以上、そのあたりは仕方ないよな。
悔しそうにしつつも聞き分けのいい青葉に対し、むしろコウの方が憤っていたのは良かったかな。自分自身が新米でキャラデザを担当できた経験がある分、青葉の嬉しい思いを潰したくなかったのだろう。
それでも、決まった以上は本気を出して、青葉が納得できるよう自分の方がいいものを上げるのは良い先輩だ。
ねねっちが入社ということで、まだ学生だったはずだがと思っていたが、在学中はアルバイト扱いで、卒業後に入社ということか。
自分は通常の就職活動を経験したことがないのでよくわからないのだが、そういうのってあるものなのか。
メンバーはねねっちの他に、グラフィックとプログラムの方にインターンシップで1人ずつ追加。これでメインメンバーが揃ったのかな。
それに合わせてだろうが、エンディングテーマが変わっていたが、2クールでもないのに途中で変えるというのは珍しいな。
グラフィックに入った方のモモちゃんこと望月紅葉は、青葉と同じくコウのファンで、2年目にしてキャラデザをやることになった青葉をライバル視。
それに加え、人見知りなのか上手くなじめていないところも、面倒くさいキャラになりそう。
まぁ、青葉のデザインに対してはバカっぽいとは評しつつも、いいデザインだとも認めているので、「あんたなんかより八神さんがやるべき」みたいな話にはならないかな?
モモちゃんが何かと面倒くさい性格をしているが、人付き合いが苦手なりに努力はしているようだし、周囲も上手くフォローしようという体制になっているので、雰囲気は悪くないかな。
そのモモちゃん、青葉のことを単なるライバル以上に意識している様子で、「この気持ちはなんだろう」とか言っていたが、それはもう恋でしょう(笑)。
はじめちゃんとゆんゆんの過去エピソード。はじめちゃんは高校時代は普通に女子高生で、隠れオタだったと。ばったり出くわした高校時代の友人の前でも隠していたが、実は高校時代からバレていたとか(笑)。
ゆんゆんは実は瓶底メガネの田舎っぽいので、それが上京デビューと。普段のフリフリな衣装は気合いの入れすぎによるものだということだが、似合ってるからいいんじゃない?現実だったら浮きまくりだろうけど。
後半は新人3人。ねねっちはツバメ相手に「なんとなくプログラマーを目指した」と言い、これがツバメの反感を買う。そりゃ、真面目にプロを目指して取り組んでいる人にそんなことを言っちゃ…。
おまけにコネで入ってきていると自分で言ってしまい、採用したアハゴンの信用まで落とすことに。単に嬉しくて調子に乗っちゃっただけで、不真面目な思いでやっているわけではないのだが、もうちょっと考えて発言しようね。
ルームシェアしているももちゃんとツバメは、ツバメが完全な世話焼き役であることが判明。ほとんど姉か母親というレベルで、ももちゃんはツバメがいないと服装や髪型も超適当に。
もっとも、その適当さは風呂上がりシーンで最高だったけどね!
インターン組のツバメはなかなか優秀な様子。ミニゲームとは言え、普通に社員が作るべきレベルのものをきちんと作り上げ、急な仕様変更にも対応してみせる。
ももちゃんもきっちりやっているようだし、思わぬ戦力だったな。
ゲームの方は発売日が見えてきたということで、思いのほか時間が進むのが早い。まぁ、あと2話だし、そんなものか。
ネネっちとツバメの間のギスギスとした雰囲気は解消。ただ、これまでのを見ていると、ネネっちよりもツバメに問題があった気がする。
家の事情もあって、やる気がない(ように見える)ネネっちのことを嫌うのはわかるが、あの態度はあんまりだろ。
一方で、八神コウが会社を離れる気でいるというのが判明。以前から考えていたのか、青葉をはじめ、後輩が頑張って力をつけているのを見て、自分も何かしたくなったのか。
それにしても、ツバメはいくら手が早いからといって、自分でろくにデバッグしていなかったのはいただけんわ。
職業とはしていないが、自分もプログラミングの知識がある程度あるので、デバッグの重要性は理解しているつもり。
チーム作業でバグだらけのコードを提出するとか、評価を気にして気持ちが急いていたのを差し引いても、プログラマーとして問題だろう。
デスマ敢行して修正を手伝ってくれるネネっちやチームのみんなに感謝しなさいよ。
ゲームの完成と、八神コウが会社を離れる話。遠山さんとのバカップルっぷりがすごい。
海外のメーカーで修行してくるということだが、実際にはこういうことってあるのかね?
元の会社に籍を置いたままというわけにもいかないだろうし、普通は行った先に居着くか、更にそこから別の会社にいくというパターンな気がするのだが。
イベントの挨拶で、青葉をステージに立たせたのは良かったかと。本来のキャラデザであり、期待もしている青葉の名前をどうしても出したかったという気持ちはわかるし。
やり方はルール違反な気もするが、全部を青葉の手柄にするのではなく、自分と一緒にゲーム作りに貢献してくれた、これから期待される人間という形での紹介だったので、ゲームにマイナスイメージを与えずに青葉を売り込むことができたのも良かった。
さて、これでメインキャラのひとりがいなくなったわけだが、原作はこの後も続いているのだろうか?だとしても、第3期というのは難しい気はするが、もしすることがあれば観てもいいだろう。