アニメ感想 メイドインアビス

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第1話

アビスと呼ばれる謎の大穴に集まってくるトレジャーハンターの住まう町が舞台。主人公はその町の孤児院に住んでいる少女と、その少女が拾ったロボット(?)の少年。

設定がそこそこ面白そうだったので視聴してみたが、現状ではまだわからない。しばらくは様子見といったところ。 キャラデザは独特というかヘタっぽいが、背景は普通だし、そういうデザインなのだろう。

第2話

ロボットのレグをどうやって匿うのかと思ったら、人間そっくりであることを利用し、普通に孤児として受け入れてもらう作戦。 その場での嘘の説明も上手く、あっさり成功。(拾い主と違い)優秀だな〜。

探検家が身につけている笛の色について説明があった。リコ達孤児院のメンツがつけている赤いのは見習いで、リコの母親がそうであった白い笛は最高峰の称号だとか。

その母親の遺品がアビスから見つかったとのことで、その中にあった資料にはアビスの様子を記したものも。そしてレグによく似たロボットらしきものも描かれていたと。 やはりレグはアビスの秘密にかかわる存在か。さらには、奈落で待っているという物騒なメッセージもあったが、これはリコに宛てたものなのか?

第3話

割とあっさりアビスに突入。

ほぼ間違いなく戻ってこられなくなるということで、実質的に自殺をしにいくというのに、周りがあまり本気で止めようとしていないのに違和感。 一応、二度と会えなくなることを悲しんだりしているが、もっと実力がついてからとか諭すのが普通だろう。リーダーも半ば知っていて見逃したような雰囲気だし、この町ではこういうのがさほど珍しくないのか?

リコの母親はとっくに死んだものと思っていたのだが、確定はしていなかったのか。

第4話

やはりリーダーにはバレバレだった今回の逃走劇。しかし、その意図を汲み取るところによると、自分なんかに捕まるようではアビスの底になんか辿り着けないぞという、リーダーからの最後の授業だとか。 とりあえず第2層まで辿り着けば、そこから先は追っ手がかからないということだが、普通に探索する過程で誰かと遭遇したりすることはあるのだろうか。

第2層の防人は、母親と一緒にリコをアビスから連れてきてくれた恩人の白笛とのこと。しかし、それが厄介なやつで、会うことでリコに辛い思いをさせるとか。次回のタイトルに火葬とかあったし、リコの母親の死が確定するのかな。

第5話

1話かけて2層の最深部に到達。ペース速いな。

タイトルの「火葬砲」というのはリコのお母さんの火葬という意味かと思ったが、レグのロッ●バスターのことだったか。確かにあれを食らえば火葬されたも同然だろうが、もうちょっとマシなネーミングはなかったのか。

人が助けを呼ぶ声をまねて探検家をおびき寄せて食うという鳥が出現。なんかHUNTER×HUNTERのハンター試験にそんなやつがいたな。

オープニングの最後の絵が変わっていた。これから登場する人物だろうか。

第6話

やはり母親は死んでたのか。まぁ、母親が死んだ現場をオーゼンが目撃したわけではないし、嘘を言っている可能性だってあるのだが。リコがアビスの底へ向かう気力を削ごうとしているみたいだし、リコの身を案じて嘘を言ってるのかもしれない。

夜中にリコが見た化け物はオーゼンでいいよね?あのような姿になったのはアビスの呪いによるものか。白笛なら、かなり深く潜っているだろうし、上昇時に意味不明な呪いを受けるということもあるのだろう。

第7話

オーゼンは思ったより性格が悪かった。一応、このままリコ達が先に進んだって死ぬだけだというのをわからせた上で、稽古をつけてくれるということだが、あんなえげつないやり方しなくていいでしょう…。

リコが実はゾンビだった(?)ことが判明。アビスの遺物って何でもありかよ。そして前回出てきた化け物はオーゼンではなく、食事に使われた余りの肉が復活したものだとか。まぁ、あれがオーゼンでなくても、オーゼンが化け物であることに違いはないようだが。

オーゼンの稽古は生きるか死ぬかのスパルタ教育の様子。まぁ、あの程度を自力でクリアできないようであれば、アビスを進むことなんてできないのだろうが。

第8話

オーゼンは意外といいやつだった。しかし、あれで白笛連中の中じゃマシな方だとか、レグが「冗談か?」と言うのもわかる(笑)。

白笛って結構人数いるんだな。リコの母親もそうだが、アビスに潜りっぱなしのやつが多いらしいし、そのうちどれだけが実際に生きているのやら。

第9話

第3層の話。巣穴が道代わりになり、食用になり、他のおっかない化け物相手の囮にも使えるネズミのような生き物が優秀。 「こんな可愛いのを食べるの?」とは言わないが、リコが「美味しく食べてあげられたら良かったんだけど」と言いつつ囮用に放り投げているシーンはちょっと引いたわ…。

アビスの呪いは現在いる場所から上昇すると襲いかかってくるということだが、標高差にしてほんの数メートル上がっただけでも影響が出るとか、かなり厳しいな。 これ、第6層とか第7層だったら死ぬレベルだと言っていたし、上り坂にさしかかるだけで死の危険に襲われるというのは恐ろしすぎるぞ。

第10話

第4層の上昇負荷がえげつなく、大丈夫だろうかと思っていたが、案の定、血まみれに。おまけに、毒を受けて腕を切断する寸前。血まみれも大概だが、腕をへし折るシーンはちょっとテレビ的に引くわ…。

ピンチに助けてくれたのは、当初からオープニングや公式サイトのキャラ紹介にも載っていた兎。この終盤になって新キャラ登場とは。 アビスの魔物が知恵をつけたものかと思いきや、どうやら探検家のなれの果てのようで、ここまできた探検家達を助けたり、場合によって廃品を回収したりしている様子。

第11話

ナナチのおかげでリコはなんとか助かりそう。ただ、レグに治療をするための素材集めをさせておき、ついでに自分が食うための食材も集めさせておくとか、ちゃっかりしてるな〜。まぁ、治療とは無関係で欲しいものが混じっているのは想像していたが(笑)。

ナナチの言う成れ果てというのは、6層からの上昇負荷で、死ぬか人間性を失うかの二択により、人間性を失った結果だとのこと。ただ、ナナチは姿こそ人間でなくなったが、例外的に人間性を残しているらしい。

ナナチと一緒にいた正味の成れ果てについては、エンディングロールで声優が???に。既に声が出ている誰かと同一ということだろうが、やはりリコの母親が第一候補か。 ただ、それだと目的の半分以上がなくなってしまうんだがな〜。

第12話

アビスの呪いの正体らしきものが語られた。アビス全体を覆っている力場そのもので、これを下から上にくぐり抜ける時に負荷がかかるということらしい。 そもそもなんでそれが呪いにつながるのかは語られないが、それは未解明ということなのだろう。

ナナチは力場が見え、更にその動きを読むことができるようだが、これはナナチが特別なのだろうか。リコに毒を与えた化け物は力場の動きを感じ取って未来予知的なことをしているようだが、それと同じことができるって、やっぱり化け物?

呪いについては、地上で孤児院の男の子が、誕生日に死ぬ病に倒れたと。そのままだと死んでいたのだろうが、治療のために外に連れ出したのが幸いしたのか、あっさり復活。 アビスから離れると治るようだし、これも呪いの一種なのだろう。誕生日に死ぬ理由はわからないけど。

ナナチと一緒にいる成れ果ては、元はリコと同じくらいの女の子だとか。ナナチと一緒にアビスを探検していて、同じタイミングで呪いにやられたのかな。奥底に本人の意識のようなものが残っている風に見えるシーンがあったが、ナナチはレグにこいつを殺してくれと言う。 自分のせいであんな姿にした上、苦しみを与え続けているのが忍びないということなのだろうか。

第13話(最終話)

1時間スペシャル。


ナナチの過去と旅立ち。なんと白笛によるアビスの呪いの人体実験の結果で、ナナチとミーティがあのような姿になったとのこと。 犯罪者を使うとかいうならまだしも、何の罪もない子供達をあのようなことに使うとは、白笛って、探窟家としての腕があれば人格は関係ないんだな…。

ミーティを殺す時のレグとナナチのやりとりが非常に泣ける。切ないな…。ただ、その魂はリコを励まして意識を取り戻させるきっかけになった…と思いたい。

ただ、ナナチとミーティで実験をしていた白笛は、今後の物語で出てくるんだろうな。どうやってかは知らないが、ミーティの生体反応をチェックしていたようだし、不死の化け物となったミーティを殺す方法をナナチが見つけるのを狙っていたっぽい。 だったら、その手段を求めてリコ達の前に現れることになるだろう。不安だね…。


この話も、アニメとしてはこれで終わり。最初はそれほどでもなかったが、だんだんと面白くなってきた。今後も面白くなりそうだし、2期があれば是非観たい。

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