アニメ感想 時間の支配者
超能力バトルもの。タイトルのとおり、時間を操作する能力らしい。
人の願望に反応し、時間を戻してやるとそそのかし、その実、相手の時間を食って最後には消滅させてしまうという魔物が敵で、主人公達はこいつに食われた自分の時間を取り戻そうと戦っているようだ。
能力は元々持っていたもの?それとも時間を食われたことがきっかけで身につけたもの?
設定がまあまあ面白そうだったので観てみたのだが、なんか微妙。王道展開をとりあえず詰め合わせてみましたみたいな感じで、しかもそれが見えているのがなんとも…。
肝心な能力もなんか地味だし、バトルものの割に迫力に欠けるのもなあ。
一応、もう1〜2話は観るけど、そのあたりで切るかも。
冒頭のサービスシーンは誰得…。
化け物に時間を食われていたのは父親の方だけだったらしい。
主人公の母(父親からしたら妻)を自称する能力者が登場。しかも、主人公達が使う能力の元締めみたいな組織に所属しているとか。とりあえず味方のようだが、胡散臭いことこの上ないな。
この母親とやらは既に死んでいるはずで、しかもこの自称母親の見た目年齢は、若返っている父親より更に若い。本人に言わせると、化け物に時間を食われたら死体の時間も巻き戻って復活するとかだが、どうなんだろうね。
大体、時間が巻き戻って結婚した年齢よりも前に戻っているなら、なんで目の前の相手が将来結婚するやつだとわかるのだ。おまけに、父親の時間の流出を食い止めているものは唯一無二のアイテムだというのに、この自称母親も時間の流出を食い止めている。
そこを息子がツッコんだら、「余計なことを詮索すると殺す」みたいなことを言っていた。本当に母親か?
自称母親の言っていた能力者の組織は実在し、ヴィクトが昔そこに所属していたというのも本当らしいが、組織はヴィクトの持つアイテムを取り上げて自分達で使いたいとのこと。
自称母親はそのことを知らなかったようで、止めに入っていたが、結局、組織とヴィクト達は敵対関係に。うん、そんなことだろうとは思った。
ラストに出てきたお姉さんは何者かね。神様の話題をしている時に、君の目の前にいるみたいなことを言っていたが、神様そのものかその子孫というところ?
組織に着いた時に最初に案内していた研究者っぽいのが、自分の能力は制服を介して時間を操ることだと言っていたが、まさか本当にその通りだとは…。
ヴィクトはカードを使ってるし、理屈の上では同じようなことなんだろうけど、すがすがしいまでの変態っぷり。ってか、何を媒介にして能力を発揮するかは自分で選べるんだな。
さて、ここまで視聴してきて、もうひとつこれと言ったものを感じられない。今期は視聴本数も多いし、そろそろ切ろうかな。