ロマサガ3人外プレイ

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久々にレトロゲームの縛りプレイを。流石にスーファミではないが、Wii(Wii Uではない)を使っているあたり、こちらもレトロ。

プレイ条件等

プレイ条件は以下の通り。

  • 戦闘は人外キャラのみ使用可能
  • ストーリー上必須戦闘のみ人外キャラでの戦闘を許可
  • ストーリー上必須戦闘及び人外キャラを揃えるために必須の戦闘で人間キャラを使わないための雑魚戦での謀殺は許可
  • 謀殺は最低限とし、人外キャラを揃えるため以外の目的では許可しない

タイトルのとおりなので、使用可能キャラはようせい・ボストン・レオニード・ゆきだるま・ぞうの5人。主人公が戦えないので、必然的に全編コマンダーモード。 このうち、戦闘をせずに加入可能なのはようせいだけなので、しばらくはようせい頼り。これがゆきだるまだったりしたらキツすぎた。

純粋に人外キャラだけで最後まで通せないかについては、カタリナ以外はオープニングでボス戦が必須となるので無理。 カタリナはビューネイ幻影討伐において、グゥエインとの共闘では当然ながら不可。巣への殴り込みについては、マスカレイドを取り戻さないとロアーヌに入れず、そのための神王の塔攻略でマクシムス戦で戦闘を避けられない。

結局、主人公はどうあっても最低1戦は必要となる。だったら、ラストで少年強制加入によって戦力が減らされる他のキャラより、全員で戦えるサラがいいということで、主人公はサラに決定。

謀殺については、まずツィーリンがゼルナム族との戦闘で強制加入になるので、彼女を謀殺。あと、ゆきだるまの加入のためにウォードが加入した状態で氷湖の主との戦闘が必須になるため、ここも謀殺。 ゆきだるまはストーリー上必須ではないので、人外キャラを可能な限り追求するのであればウォードを謀殺するための戦闘も不許可にするところだが、どうせなら全員揃えたいし。 あと、仲間が4人以下の状態で東方に行くとバイメイニャンが仲間に入り、謀殺しなければいけなくなる人数が増える。これを防ぐためには、東方攻略前に3人でレオニード城を攻略しなければいけないが、ある程度鍛えてあればさほど問題はない。

攻略の流れ

主人公はサラで、宿星は太白、得意武器は素手。当然戦闘はしないのだが、ゆきだるま加入のためには氷湖の主を倒した上で主人公のHPが350以上ないといけないため、なるべく早くこれをクリアするために体力が最大限上がる組み合わせで。これで体力は20になる。

オープニングバトルは適当にこなし、各地を回ってマップを埋め、ようせいを加入をするのだが、ここまでがなにげに難しい。ようせい加入までは戦闘が一切できないため、エンカウントしたら全て逃走する必要があるのだが、ポドールイの雪原やジャングルでの敵避けが非常に面倒。 場合によっては端に追い詰められ、逃げ場がなくなることもあった。

ようせい加入後はフォルネウス関連のイベントを進めていくが、ようせい1人では雑魚相手でも簡単に全滅するので、ある程度鍛えるのは必須。しかし1人では鍛えるための戦闘でも死にやすいので、なかなか大変。 とりあえず、バンガードの冷霊が最初の壁。大車輪を覚えれば簡単なのだが、これを覚えられる閃きレベルの相手はそこそこ強いので、閃いたターンで殺されることが多くてままならない。テストプレイでは、ボストンを加入する前にゆきだるまが加入したりした。

モウゼスでは騙して魔王の盾をゲットする方向で。魔王の盾は必須ではないが、槍装備で通常の盾を使えないようせいにとってはあれば便利。しかし、そのためにはデスマスターとウンディーネ・ボルカノを撃破する必要があり、特に後者で苦労することに。 ウンディーネのウォーターポールが凶悪すぎる。そのとき、斧が手持ちになく次元断を使えなかったし。

ボストン加入後は仲間が2人になり、コマンダーモードの自動回復や陣形によるパラメータ補正が受けられるようになるので、基本的に楽。 ゆきだるまを加入するため、まずはウォードを謀殺して氷湖の主を撃破するが、ユーステルムに戻った時、誰もいないのにセリフが出て報酬の毛皮をくれたりして。

レオニード城はヤミーが強いが、コマンダーモードの自動回復でステータス異常も戦闘不能も即座に回復するため、ぶちかましさえ受けなければ余裕。

東方ではツィーリンを謀殺。孫娘が帰ってこなくても疑問に思わないバイメイニャン。

ぞうを加入してパーティーが揃ったら、適当に技を閃かせつつ4魔貴族狩り。

幻影を狩り終わったらアスラ道場で修行。無意味に鍛えまくり、HPは全員999(サラも977)、メイン武器は全員40以上(ようせいに至っては45)、技ポイントも全員200越えという、ふざけた状態に。

その結果、真・破壊するものに挑んだところ、4ターンほどで粉砕。よそ見している間に終わってた感じだった。

感想

問題となったのは序盤くらいで、キャラ縛り以外に制限事項はないので、縛りプレイとしてはヌルい。ただ、普段は使わないキャラの特性がいろいろとわかるので、面白くはあった。

コマンダーモードでは当然ながら細かい指示ができないのだが、これで困ったのが術持ち。ボストンとゆきだるまは効きもしない(効いても弱い)スコールやサンダークラップをやたらと使いたがるので、かなり迷惑。 術ポイントがゼロになった場合は技しか使わなくなるかと思いきや、何もせずに防御することがあり、どうやらまず技か術かを決め、それから使える技や術を選択するというプロセスらしい。 そしてこれはレオニードにも適用され、特殊術は技ポイントを消費するので、意味もなく技ポイントがすぐなくなるのだ。

あと、コマンダーモードでは作戦を威力攻撃にした時のみ武器素振り・基本術以外の行動を取るのだが、その際はダメージを与えられるものの中からランダム選択であり、必ずしも強い技が選ばれはしない。 そのため、狙った技を使わせる時にはその技だけ覚えさせておくのだが、固有技を持つ武器を使っている場合は、そちらが選ばれることもある。特に槍は最強威力の武器が、ブリッツランサーにせよ竜槍スマウグにせよ固有技を持っており、しかもそれが弱いので(スマウグのラウンドスライサーは最強技だが、弱いスウィングが使われることもある)、かなり扱いにくいのだ。

また、ダメージを与えられるものだけが選ばれるというルールには例外があり、これがレオニードの特殊術。こいつは直接ダメージを与えられるものがひとつもないにも拘らず、ガンガン使われる。 そして多くが耐性で無効化されたり、そもそも効く相手が限定されたりするので、技ポイントを消費するだけの無駄行動。ジェントルタッチであれば、効く相手なら一撃撃破できるからまだいいが、女性以外に魅了の凝視を使ったり、アンデッドがいないのにアンデッド支配を連発するのはやめて欲しい。 おまけに、有効な相手であってすらこれらは成功率が微妙であり、本当にこいつの魅力は高いのだろうかと疑問を覚える。

あと、謎だったのが、一部の技はセットしていても使われないという点。作戦を威力攻撃にして、その技しかセットしていない状態であっても、武器の素振りをしたりすることがある。 同じ技であっても、キャラによっては使うこともあったのだが、条件は不明。とりあえずそのような現象にあたったものとしては、サイドワインダー、スネークショット。他にもあった気がする。

レオニードはHPの初期値こそ高いものの、それ以上増やすのが面倒であり、しかも自動回復以外の回復アイテムなどを受け付けないので、結構脆いイメージがあったのだが、実際に使うとそうでもなかった。 確かにアスラ道場に通い始めた頃はダガージョーに耐えられず一撃で沈没していたが、それ以外の敵や攻撃に対しては基本的に耐久力が高く、HP自動回復もあってかなりしぶとい。スタン以外のステータス異常を完全に無効化するのもありがたい。 ラストバトルでは、HPを999にしたこともあり、倒されずに最後まで残った。

ゆきだるまについては、通常プレイでもそうだろうが、基本的にいらない子。固定装備のおかげで冷気・炎が無効であり、体力も高めなので割とガードは堅いのだが、攻撃能力がショボすぎる。 腕力と魔力は終わっており、小剣か弓しかまともに使えない(今回は分身技である連射が使える弓)のだが、これらはいずれも最強武器の威力が剣や槍に比べて低い。 それに、意味もなく弱い魔力でサンダークラップを放ち、他のキャラの分身技の威力を殺すので、むしろ邪魔なくらいだった。

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